22年と半年一緒に暮らした家族であり友であり朋輩でもある、うっしーが昨年2月1日に虹の橋を渡って1年の歳月が流れる。
今も家から出かけたり帰った時に、ぷーちゃんと並んだうっしーの納骨箱に向かって挨拶するが、この1年間うっしーの写真を見るのは辛く、追悼文を書く気分にならなかった。
病気らしい病気もせず、外に散歩に出かけるのが大好きで、もしかして永遠に生きるのではと思ったりもしたが、命に限りがある現実を知らされた。
体調が悪くなって2週間ほどであっけなく亡くなったが、私の腕のなかで手足を握られながら息を引き取ったのがせめてもの救いだった。
歳をとればとるほど愛おしさが募った。
甘えたで愛嬌があり、膝に抱っこしていたのを床に降ろすと、すねて私の足の急所を思い切り噛んだうっしー
家の裏にある崖のスロープをドヤ顔で歩いて降りてきたうっし-
晩年は朝起きて階段を数段上がって見上げ、2階の私に降りてきてとないていたうっしー
平成11年夏に近くの公園に捨てられていた生まれたばかりのうっしーを引き取り、老いるまで22年余り。
うちにきて良かったか。
いつまでも忘れないよ。