日本で9年、アメリカで19年、イチローが28年間の現役生活についにピリオドを打ちました。
白髪だらけになった50歳のイチローが全盛期のように活躍する姿を見てみたかったのに、残念です。
イチローで最も印象に残っているのは、10年前の第2回WBCでの韓国との決勝戦の延長10回2死2.3塁、つぶされそうな重圧と緊張感がひしひしと伝わる場面で、それまで不振にあえいでいたイチローが長年積み重ねてきた力を発揮し見事な中前返しの2点決勝打を放ち、日本中を熱狂させたことです。イチローは当時の日本人大リーガーの中でWBCへの数少ない出場者で、報道によるとアメリカに行き孤独を感じる体験を重ねる中で、日本人としてのアイデンティティがWBCへの参加を決意させたとのことです。
イチローには数々の語録がありますが、好きなのは次の語録。
「夢や目標を達成するには1つしか方法がない。小さなことを積み重ねること」
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道だと思う」
「今自分にできること。頑張ればできそうなこと。そういうことを積み重ねていかないと、遠くの目標は近づいてこない」