大変私ごとなブログで恐縮です。
今日は母の命日だとふと思い出しました。
亡くなったのは昭和52年ですから、もう41年になります。
母には晩年心配や辛い思いばかりさせたという思いしかありません。
昭和52年8月終わり、その年は司法試験の論文試験にもしかしたら合格すると思っていました。母は試験については何も言いませんでしたが、同じ気持ちだったと思います。しかし、結果はだめでした。
それから2カ月もたたない内に、元気だった母は思いもよらない病で突然60歳で亡くなりました。気持ちの落胆が病の出現を早めたと思いました。
失くすものがなくなった私は、その2年後、ようやく合格しましたが、その日を待ち望んでいた母はこの世にいませんでした。
勝手な思い込みですが、これは優しい母がもう少しで試験に受かりそうな私の背中を、身をもって後ろから押して合格させてくれたんだと思いました。
心配ばかりさせ、いい思いをさせられなかった母には悔恨と深い感謝の気持ちしかありません。