毎年、年が明けるとすぐに十日戎が始まります。
昨夜は事務所の近くにある堀川戎に参拝に行きました。
堀川戎には、30年ほど前に弁護士の登進さんに誘われて一緒に参拝したことがきっかけで、その後毎年参拝を続けています。
登さんは私が勤務していた大阪梅田にある久田原法律事務所の後輩弁護士に一応なるのですが、友人として親しくさせて頂きました。
登さんは久田原法律事務所から独立した際、私の今の事務所がある同じビルの10階で事務所を開業しました。
登さんは大変実直で優しく温厚な人柄で多くの方に慕われる一方、こうと思ったことは曲げない気骨がある方でした。
テニスが何よりも大好きで、私も登さんに誘われてテニスをご一緒したことや園田学園のテニス教室を紹介してもらったことがあります。
登さんが以前勤務していた松下電器の保養所がある丹波篠山に行きましょうと登さんに誘われ、家族旅行し保養所内の施設で「天空の城ラピュタ」の映画を観たりしたことなど懐かしく思い出します。
平成3年8月21日、登さんは41歳の若さで亡くなりました。
こうやって30年ほど前の登さんのことを思い出すと、今さらながら、かけがえのない人を失ったと痛感します。
しかし、登さんのご子息崇彦さんが司法修習を終え、この度大阪で弁護士として仕事をされることになりました。
崇彦さんはお父さんの遺志を継いで、きっと立派な弁護士になられることと思います。
陰ながら応援しています。